いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

オフショル女子の背中の産毛を指摘したらドン引きされた

※この記事は前提として筆者が「オフショルコーデ」を生理的に受け付けない体質である立場から記載していることをご了承のうえお読みになって下さい。

 

前提として自業自得

 

男子校に通っていた反動からか、自分が大学入学から所属したコミュニティはなぜか女子の割合が多く自分はいつも少数派になることが多かった。

だからなのかこんな腐った牛乳を拭き取った後の雑巾のような顔でも多少は異性との関わりは持てたのだろう、コミュニティのなかでなんとなく自分的にはうまく立ち回っているつもりなのだが、昨年のとある飲み会帰り、駅までの帰り道を同席していた女子の後ろを歩いていて、信号待ちかなにかで彼女に追いついた際に、なんとなくソレは見えてしまった。

自分に自信アリアリなショートヘアー女子が「ねえ私ってかわいいよね?」と語りかけるような自信を体現したようなファッション。トップスはもちろん流行の”オフショル”だ。

平均より少しばかり低い身長も相まって視線は自然と彼女の首元に行ってしまう。

華奢な首周りではあるが…首の骨から背中の中心にかけての窪みに沿うようにひっそりとそれは存在していた。 背中の産毛が控えめな主張をしている光景…。見えなければどうということもないのだが一度見えてしまうと気になって気になってしょうがない。酔っ払っていたこともあってだろうか?

「リュックのチャック開いてるよ!」

くらいのニュアンスで「背中、ちゃんと手入れしたほうが良いよ!」とか言ってしまったのだ。

明らかに蛇足であろうし、このときの自分は「放っておけない人」であった。彼女はかなり怪訝そうな顔を一瞬だけしたがすぐに笑いに変えた。だがあの一瞬の浮浪者を見下すような視線が全ての答えであった。実際に彼女とはそれ以降会うことはなかった。

 

このこともあり、このシーズンになると街を歩くだけで身構えてしまうのだ。

そう、表題にもなっている誰得コーデ「オフショル」によって…

 

確かに外はあっついけども

 

そもそも論として、女性の体は男性と比べて冷えやすい構造であるのにどうしてそうもしてまで自分で身体を冷やしにいくような格好しているのか。

だって夏はあっついし、これが流行りなんだもん!とか言われたらそれまでなのだが、冷静に一日の生活の様子を今一度思い出してみてほしい。

身支度を済ませて家を出る→電車などの公共交通機関を利用して職場やら学校やらに向かう→職場に到着し作業を行う→電車に乗る→友人と飲みにいく→帰宅する。

 

なんとなく自分が思い描く「一般的な女性」の一日の行動を記載してみたがどうだろう。

”→”部分以外の環境ではほとんど確実に空調設備が整っているのだ。

先進国の素晴らしさに改めて触れつつ、もう一度考えて欲しい。

『…肩、出す必要ある????』

ただでさえ小さい小さい鞄しか持たずに、その鞄に化粧ポーチやらなんやらおそらく男よりも多い荷物入れてるくせしてやたらミニマムなパンッパンの鞄の中に室内用のカーディガンを突っ込んでまで肩、出す必要ある???まだ一切れのパンとナイフとランプ詰め込んでるパズーのほうが有意義な鞄の中身であると思う。彼肩出してないし。

 

 ここまで読んでくれて「確かに肩出してもしょうがないよね…」となってくれたユーザーはこれ以降もひたすらオフショルに関してのネガキャンが続くので、ツイッターかFBのシェアボタンを押して今なお肩を出し続ける迷えるオフショル女子たちを救って上げてほしい。

それでもなお肩を出し続けようという方にはもう少しお付き合い願いたい。

 

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結論、肩出しは問題ない

 

ここで一つ誤解を説いておきたいのだが、筆者はオフショルコーデ自体は悪くはないと思う。

・華奢な肩まわりをアピールできてなおかつネックレスも映える。

・二の腕の太さが気になる女性でも肩に視線を向かせることによりそれをカモフラージュできる。

どちらかというとシルエットは好きなくらいだ。

 

でも、上記で述べたようなメリットをすべて掻き消してしまうくらいのただ一つのデメリットが多すぎるのだ。

そう、前にも書いたように「背中の産毛が公衆の面前にさらされる」のだ。

 

イマイチ伝わっていない方のために参照画像(きつい)を用意したが…

これが朝、決して快適ではない電車内や、日差しの照り返しにくじけそうなコンクリートジャングルで見かけたらどうだろう。QOLがズンズン低下してしまうこと間違いなしであろうし、産毛の存在はなんだ…、どうしても人間の中に眠るサルの遺伝子を露骨に感じさせてくる。なんか澄まして底の高い靴とかでカツカツ歩いてたり、わざわざ一オクターブ高い声出して電話とか対応してるけど、その光景の奥に眠る”サル”が静かに主張してくるのだ。小学校時代にお互いの髪の毛を三つ編みにしてた女の子って、やっぱしサル同士の毛づくろいの文化の名残なのかなとかいらんことを考えさせられる。

 自分はどうもそういう産毛系に敏感なこともあり、うなじのアレもとても苦手で目に付きやすいのもあるとは思うが、どうしてもどうしてもこれが気になって、少しでも自分の目にサルの遺伝子が映らないようにしたいから、こうして蒸し暑い6月にキーボードを叩くわけだ。去年直接指摘したらドン引きされたし。それでも誰かに伝えたくって、先日一年くらい通ってる美容師さんにもこれと同じ話したし。

ドン引きされるの怖かったからシャンプーしてもらってて顔に布かかってる状態で。

そしたら相手のリアクション見なくて済むから。案の定当たり障りのない返事してくれてやっぱ最高だよねってなったのはこれまた別の話。

 

 

終わりに

2018/06/09日現在、まだ6月というのに30℃を超える真夏日

どうせこれからあっつくなって背中やら肩やらわざわざ露出して通常よりも多く日焼け止めを塗りたくる前に一回ムダ毛を手入れしましょう!

誰が見てるかわっかんないです!自分が知らない間にクソ田舎の顔面雑巾野郎にブログでこき下ろされてるかもしれません!

 

 「さんざん言うけど男性の短パンから見えるムダ毛!アレもかなり汚いものだから!」

という声も多々あるとは思います。確かに普段隠している部分をファッションとして露出している、という点では共通点があり注意しなくてはいけないものです。

だがしかし、それ以上にオフショル背中産毛問題は深刻なのです。

 

 

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取り急ぎ、世論の関心を掲載して〆させていただきます。

〜〜全国のオフショル女子から背中の産毛がなくなることを願いながら〜〜