いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

天下一品が天下一品ではなくなった 2020/08/29

左足が張っている症状はまだ治らない。歩くたびに筋が突っ張る感覚を感じられる。そんなことを言っていても仕方がないので、昨日の夜に頼まれた書類を10分程度でUSBに移してやって、そのままバイトへ向かう。

何回も思うが、こうやって外出する人間が制限されていくと、今まで人混みに隠れていた少しズレた人間が浮き彫りになるように感じた。まだギリギリ竹下通りが歩けるくらいには空いていたので適当に歩いていたら、ラジカセを背負いながらタオルを前方に振り回し、ずんずんと進む、何かを間違えたロリータファッションの格好の人間とすれ違った。これも、竹下通りの埋め尽くしていたはずの多くの人々がいなくなったからどこかから這い出てきたオケラのような人種なのかな。とか思えて思わず注視してしまった。

コロナの影響でより強く影響を受けてしまったイベント業界。そのしわ寄せは確実に現場に来てしまっている。動員人数を減らして、倍額の値段をつけられたチケットでのイベント。物理的にも精神的にも息苦しいし、普段よりも作業量も荷物も多くて辟易してしまうが、これも新しい生活様式なのか。後輩のアルバイトが、疲れで少しテンションがおかしくなって、接客態度が最悪だったのだけど、多分気にしてるのは自分だけなので黙っておく。それが受け入れられる業界っぽいし、関係ない。自分はあの無礼講な感じで接客をされたらかなり癪に障るので絶対やらないってだけ。ヒトにやられて嫌なことは自分でもやらない。以上。

休憩時間に久々に天下一品のこってりを食べたが、果たしてこんなに感動の少ないものだったっけか。なんか半分くらいでくどく感じてきてしまったし、スープなんか一口飲んだだけで塩辛さにやられてしまった。まだまだ24歳。なんて思ってはいたが、身体の中身はもっと歳を重ねているのかもしれない。

バイト中に2年くらい会っていない先輩からの突然の誘いの電話。バイト中であったが機会を逃すのも嫌なので即時にOK。バイト先から直行する。かなり駅チカの大衆居酒屋にサークルの先輩らが集まっていた。ちょうど入れ違いで一人抜けてしまったっぽくて、そこから自分が話を広げて場をつなぐには丁度いいタイミングだったのかも。

周りも少しうるさかったし、少し大きな声で、レスポンスの速度を重視して矢継ぎ早に話し続けて、それでいてどことなく無礼講なフワちゃんっぽい立ち位置を狙って喋ってみた。相手はどうだかしらないが、様々な人の噂の範疇でしかないレベルの近況報告は個人的にはかなり楽しめた。ビール2杯でいつも以上に酔っ払って、AirPodsの音量を普段より3段階も上げて音楽を聴きながら帰った。そろそろ酔っぱらいながらでかい音で音楽を聴くやつがしたい。