いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

冗談が通じる距離感 2020/08/07

8時以降に起きる場合は目覚ましはいらないことに気がつく。暑さが眠りを妨害するから。安眠、という感覚を忘れかけている。対して疲れていない状況で強引に目を瞑って眠り、ジリジリと、過剰な朝の日差しに蒸されながら起きる。安眠を体感できる生活が欲しい。適度な疲れと、健やかな寝起きを体感したい。

昨日から足の調子が悪い愛犬は今日も足の調子が悪いようで散歩は行けない様子。思うように歩くこともままならいようで、犬が使える表情筋のようなものを全て駆使して困った顔をしていた。これからしばらくは、なるべく段差に配慮した愛犬ファーストの生活に変更していく必要があるのだろう。

2回目の転職エージェントの利用。改めて自分の受けてきた企業数を確認してみたところ、体感よりもかなり少なかった。70社近く落ちていた気もしていたが、実際はその半分程度。いや、充分多いのだけど。バシバシ企業を紹介されるような気持ちで身構えてカウンセリングを受けていたが、最終面接の予定が一つあると伝えたら、スラスラ〜っと応援されてから、近況報告をして終了となった。これってどうなんだろう。自分に紹介できる企業なんか存在しなかったってことなのだろうか。担当コンサルタントがボディランゲージを交えて説明してくれる中で、左手の薬指にしっかり指輪がついていたのが何故か強く印象に残った。

朝食べたカレーの腹持ちが良いのと、昨日の有酸素運動の反動で腹回りの筋肉痛がひどいために昼食を抜く。そのまま説明会に。ベンチャー気質の営業会社。商材は魅力的ではあるが、人事の語るベンチャーマインドが、企業側にのみ都合の良いものに聞こえてしまい、あまり魅力に思えなかった。

一人で留守番ができない愛犬の面倒を見つつ、2社目の説明会。こっちのほうが肌にあっているように思えた。バリバリの技術職だけど、こちらのほうが充実しそう。社会に出るなら何かのプロフェッショナルになりたい。そういった気持ちが強まった。選考の最後に時間制限付きで作文の課題が出される。自分が最近興味を持って始めた事柄を説明…。映像関連の企業であるのに映像関係の事柄を挙げられなかったが一応書ききった。これは手書きである必要はあったのだろうか。字の上手さに自信がない分、何かを手書きで書かされるだけで自信を喪失してしまう。

やってることは対面で説明会を受けただけ。だがこれも3社分も積もると負担になってくる。やっと自分の時間が作れたので動画サイトを眺めていたら自然と眠ってしまった。56年生きてきてもアジの切り身をアジであると認識できない父親らと夕食。

高校時代の友人からいきなりラインが届く。適当な雰囲気で世間話を返していたら「ビジネス始めたけど興味ある?」とのポスト。これで全て合点がいく。面倒くさいので「マルチじゃないよな流石に」と返してみたら冗談だよとはぐらかされるが、今の旧友との間柄では、微妙にその冗談が冗談として受け入れられないような距離感であるために変に疑ってかかってしまう。絶対冗談ではなかったと思うのだけど、冗談にしておいたほうが都合がいいよな、諸々。