いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

牛丼が牛丼以上の価値を持ってしまう 2020/07/19

アラームを3回かければ絶対に起きられる。睡眠時間が足りていないとき特有のあの顔周りが火照ってボワボワとなる感覚を味わいながら朝イチの電車に乗る。自分はこの日曜の朝の電車の空気がなんだかんだで好き。平日の朝とは違い、乗客にエネルギーを感じられるから。多くの人が自分の余暇のために外出しているようなウキウキ感が服装やら、表情やら、なんの警戒心もない雰囲気で感じられる。

原宿駅で下車しようとしたら、普段とは逆のドアが開いて不意を突かれた。ずっと工事していた新しいホームが完成していたみたい。確かにキレイで利便性は向上していたがいかんせん天井低かったな。160後半の自分でも圧迫感を感じるのは流石にむちゃした構造だなー。という印象。

朝食で吉野家に。コロナの影響か、はたまた日曜の朝の吉野家に向かう人間なんかほとんどいないのかわからないがノーゲスだった。モシモシ牛丼を食べていると、ウーバーイーツの配達員が。こんな朝からデリバリーしてまで牛丼食べたい人っているのか。こういう牛丼って予定と予定の隙間時間でサッと食べるから美味しく感じるのであって、わざわざデリバリーしてまで食べてしまったら、牛丼が牛丼以上の価値を持ってしまい、本来の牛丼の持ち味を殺してしまうのではないだろうか。名前も顔もわからない牛丼の届け先に束の間、意識を向けた。

新しい生活様式って言えばどんなに面倒な作業も必要性を感じさせられる叙述トリック。あれやめて欲しい。あの手この手でいろんな面でクレームから逃げながらでないとイベントは行えなくなったようで心底悲しい。ここまで政府が小さな政府を気取って様々な問題を放り投げたのだけら、もう国民も自己責任論を抱えて、どうにかしていくしかないのではないか。中途半端に変なガイドラインばっか制定して現場の人間を右往左往させるのは勘弁してほしい。

バイト先に新人さんが入った。以前入ってきた人よりもなんとなくしっかり芯のありそうな人だから長続きしそう。あとは自分が知らないうちに初対面の人と喋ることに対するスキルが格段に落ちていることに気が付かされた。こうも引き出しが少ない人間だったかな自分って。他人にアレコレ聞かれることに自分がストレスを感じるようになってから、自分も人にアレコレ関わることを遠慮するようになってしまった。後天的なコミュ障が発生しつつある。人生を楽しむコツっていろんなことに鈍感になることだと思ってしまうが、これは安直な逃げ道であることも重々承知。考えて考えて、間違ってても答えを出してから歩み始めたいな。