明日もずっとずっとコロッケ 2020/07/11

目覚めは良好。昨日久々にしっかり落ち込んだからかその反動でスッキリ眠れた。リアルタイムでぶらり途中下車を見れる土曜日は貴重。今回のテーマは千代田線。数センチ単位で5万近くするガラス細工のアマビエとか、コーヒーを練り込んだ完全趣味営業のような喫茶店の紹介。なんか自分の生きている環境と労働の意味合いが異なっているように感じる。資産持ちの人が生きるのに困らない状況のなか、片手間に自己表現して投げ銭もらってるような感じ。その温度感で働ける環境に産み落とされる才能が欲しかった。

文句言ってても何も進まないので就活。志望業界のESすら億劫に感じるようになってきた。800字の志望動機も3月だったら書ききれたのかもしれないが今はその半分が限界。だけどやることがなければ一応形だけは進む。こうやってどうにか前を向いていることが社会にも伝わったのか、プラスの選考結果のお知らせもいただけた。その中の課題でインディーズアーティストをプレゼンしないといけないらしいが、最近よく開いてる配信アプリの中で知った音楽ユニットを題材にすればなんとか乗り切れそう。こういうところで変な趣味というか、習慣が役立つのが自分の中で面白ポイント。何が役立つかどうかわからんね。こういう毎日つけてる日記もなにかで役立ったりしないだろうか。なんかで疑われたときとかのアリバイとか。でも自分で書いてるからなんの立証にもならないか。とりあえずなにかの役に立ちますように。

久しぶりに食べたいものを食べた。キューピーのCMでやってた卵とトマトのマヨソテー。トーストに乗っけて皿を汚さずに食べるライフハック。炒める油をオリーブオイルにして、ニンニクチューブを少し垂らして卵をソテーしてみたら、予想以上にイタリアン。まずいものを入れているわけではないからまずくなる訳がないのだけど、手間の割にはアツアツでイタリアンでかなり美味い。多分コレ丸の内にキッチンカーとかで出店したら500円くらい取れるな。卵とトマト半分とトースト8枚切りが一枚。いや、これたまらんな。自炊の満足度って味ももちろん大事なんだけど、その他の項目として洗い物の少なさと経過時間の二軸が大事になってくる。そういう意味でも今回の自炊は完璧。

今回の成功で調子乗って、夕食も自炊。わざわざスーパーに出向いてまでコロッケを作る。精肉コーナーで、肉を吟味している人って本当に周りが見えていないのでその肉のコーナーを全部身体で塞がれてしまって、挽き肉を取るのに一苦労。年取るとああやって周り見えなくなるんやろなぁ。野菜コーナーで若者の集団とすれ違う。多分BBQでもやるのかな。この田舎のスーパーには有り余るエネルギッシュな若さ。外出自粛で抑え込まれたエネルギーの熱のようなものが感じ取れた。

なにか作ろうと決心したら創作意欲のようなものが湧いてきて、コロッケを2バージョン作ることにした。カレーコロッケとプレーンコロッケ。圧倒的な工数の増加。予定していた時間の倍以上かかったがコロッケは成功。付け合せのオクラとナスの味噌ケチャップ炒めは味がまとまりきらず微妙。レシピ通りに作ったはずなんだけどなー。無念。コロッケの分量が分からずじゃがいもを10個くらい使ったら21個ものコロッケ作れてしまい、8個も余ってしまう。明日もずっとずっとコロッケ。

ラインにしばらく出てこなかった自分と同じ境遇の友人がラインにポツポツと出現するようになった。その人の性格上、多分内定が出て就活が終わったんだと思う。その事実を聞いたら自分が過剰に焦ってしまうので、まだまだその事実確認はしたくない。見たくないものは見なくていいよ〜みたいな歌詞あったけど、これはKANA-BOONだったかな。めちゃ懐かしい。今三人になっちゃってるのを半年前にローソンかなにかの広告で確認したのだけど、やめちゃっためしださんって今何して暮らしてるんだろう。あそこまで売れた元バンドマンって、自分で働かなくてもいいだけの収入とかあったりするんだろうか。こうやって、ふとした瞬間に過去の人を思い出してみると、いまこの瞬間に芸能人だったその人を思い出しているのは自分だけなんじゃないか、みたいな感覚になれる。一時は時の人だったアーティストがその瞬間だけ自分だけの存在になる。みたいな、そういう特別感。それに浸るのはなんとなくだけど心地よいかも。