いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

テレビスターはテレビスターのままでいい 2020/06/19 

「お世話になっております!」朝イチで喋った言葉がこれ。11時からの面接だから流石にアラームかけなくても起きれるだろうと思っていたら案の定寝過ごしてしまった。人事からのモーニングコールは初体験だったが、かなりメンタルくるものだった。起床して3分で面接。頭働いてないし起き抜けで喋るたびに口の中パッサパサなるし最悪のコンディションで最悪のパフォーマンスを発揮してしまった。就活エージェントにラインで報告したら文面から呆れられているのが伝わってきてしんどくなってしまった。

普段だったらしっかり起きれたはずなのに、起きれなかった一つの要因としては、夢がめちゃくちゃ面白いものであったからかもしれない。なぜか五反田駅に徒歩で向かっていて、一本路地を曲がったらかなりクオリティの高い住宅街型のお化け屋敷に迷い込む夢。なぜか昔付き合いがあったが音信不通になった先輩と一緒だったのも興味深いし。

一向に五反田駅には到着しなかったが、途中でこのお化け屋敷型住宅街が作られた経緯が収録されたドラマ映像みたいなものを見せられたのも印象深い。その映像のなかには昨日ブログで触れたからか、深田えいみが健全な服装で登場しているのも面白かった。

夢占いを調べてみたら、「運気の下降」とか「自分で制御できない恐怖」とかマイナスなものの暗示の意味があるようで、まぁ将来に不安は感じているけれど、お化け屋敷になってまで出てくる必要はないんじゃないか…。でも、一部の夢占いだと「お化け屋敷であることを見破っている」場合は、「自分の中の恐怖や不安が解決の方向に向かっている象徴」との記述もあったので、案外簡単に解決されるのかもしれないな。占いは都合のいいところだけ信じるに限る。

説明会がダブルブッキング。藁にもすがる思いで参加申請をした説明会だったので正直どちらでもよかったが、なんとなく直感で選んだPR会社が大ハズレだったかもしれない。2時間半人事責任者の自己啓発セミナーのような説明会。観客の中にはサクラも仕込まれてるようで絶妙に寒気がした。もう一方の企業の会社を選んでおいたら、この説明会で体力を奪われることなんてなかっただろうなー。

弱った流れでSPI検査。非言語はいつだって苦手。計算問題を機械に急かされながら処理シている様子、人間が機械に試されてる感じがしてなんとなく人類の敗北感がある。テスト結果ももちろん敗北。何度目かわからない正確診断。マイナビとかが一気に集約して一回で済むようにしてくれたら手間が半減出来ていいのにな。

自己肯定感が気圧の影響もあってかどんどん下がっている。そんな状態でTwitterなんか見てると本当にしょうもないことで凹む。Twitterのバズったツイートのリプ欄にいつまでもホモビ男優の切り抜き画像とか、こってこてに使い回されたペニーワイズの画像とか貼って喜んでる人たちにもちゃんと仕事があって、収入を得ていて、同じようなコンテンツで盛り上がれる仲間がいると思うと悲しくなってくる。このスパイラルから抜け出したい…。全部自分の想像の中で勝手に見知らぬ人のステータスを格上げして勝手にダメージ食らうこの思考。どこにもプラスがないので辞めないと悪循環すぎてるんだよな。

先輩がライブ配信アプリで配信を始めたので、サークルの先輩たちと賑やかしに行く。知り合いがアプリ上で投げたアイテムに対してそれっぽいリアクションしてくれるスタンスはまあまぁ面白かったが、あくまで今まで仲良くしてきた人がやってくれているから楽しく感じられるのであって、能動的にアプリをインストールして、なんとなく先輩の配信を見つけてドハマリできるかどうかって言われると絶対にできないと思えた。

生配信というジャンルがもともと苦手なのかもしれない。事前に収録された制作物のほうがクオリティは当然高いし、唯一の魅力である”双方向のコミュニケーション”も画面の外の人間がこちら側に反応してくれることに魅力を感じない人間だからかもしれない。テレビスターはテレビスターのままでいい。SNSで私生活をチラ見せしてくれるくらいでもうお腹いっぱいかもしれない。

ちくま新書Kindleセールを知る。衝動で一気に4冊も買ってしまった〜〜〜!ラインナップは哲学とか、現代カルチャー、たまにジェンダーみたいなラインナップ。結構前から何か読み物を欲してた分このキャンペーンはありがたい。電子書籍って読んでて目が液晶に焼かれるような感覚になるので得意ではないけれど、背に腹は変えられないよね。

クレヨンしんちゃんサントリーがコラボした広告を観た。自分が体質的に合わないクラフトボスを、世間の父親たちにアプローチするための広告。息子の成長を感じながら自分の成長に思いを寄せる、なんとも綺麗すぎてため息が出てくる広告。完成度自体はかなり高いのだけど、しんちゃんとヒロシの担当声優さんが変更されていたところで違和感を感じてしまった。

先代の声優さんが作ったイメージを崩さないために別のキャストが先代に寄せている薄まった野原一家。言い換えれば、ジェネリックな野原一家を目の当たりにしてしまったショックが大きかった。でも、これからしんちゃんに触れていくキッズたちにとってはこのジェネリックな野原一家がスタンダードになっていくのだろうし、そういう子たちがアマプラとかでオリジナルの野原一家をみたら偽物に見えてしまうのかな。自分がジェネリック野原一家に感じている違和感を、同じようにオリジナル野原一家にも感じるのだろうか。本物は時代と受け手によって変わるのだろうけど、さのにとっては本物はずっと、本物であることには変わらない。

www.youtube.com