いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

まぁ、どうせすぐ忘れるのだけど。 2020/09/08

デカダンス。9話なのにやってることが12話あたりのテンションなのだが、大丈夫か?この先どうやって風呂敷畳んでいくのか気になってしょうがない。後半になるにつれて、サイボーグたちが自分の身体特有の個性のような機能を、惜しげもなく使用している描写が目立つようになってきたが、これはカブラギのもたらしたバグの作用であったりするのだろうか。そういう細かい部分も引っかかってくる。

朝一発目に見たものが昨日の面接の不採用通知。お祈りメール、なんてオブラートに包んだ物言いが定着しているが、誰がなんと言おうとあれは不採用通知だ。「できるだけ早く結果のほうはお伝え致します」なんて言葉は頂いていたが、面接の次の日の10時9分は早すぎる。メールチェックして自らの業務に取り組める時間になって、いの一番に送信したのだろうな。仕事はできるんだろう、おそらく。

選考のために新橋に向かわなければならないのに、不採用通知が尾を引いてしまい、出発の時間を過ぎてもナビサイトを眺めることをやめることはできなかった。少し遅れて出発。それでもまぁ15分近く余裕は持って行動しているから何も問題はないのだけど。昨日プレイしていたゲーム内で、主人公が回転寿司をやたらうまそうに食べていたのに影響されて、今日は選考前に回転寿司屋にでも行こうかなんて考えていたがそれが全て水の泡。12時半から始まる5時間近い選考に、腹に何も入れないで臨んだ。

IT系企業。SEあがりの人事担当は、PCに詳しくない人が想像するような理系SE職を体現化したような人だった。喋り方もたどたどしいし、どこか見ていて落ち着かない。しかも、段取りも悪く、当日になって案内された選考会会場は、新橋の雑居ビルの一角の開店前のビアホールの団体席であった。急な都合で他の場所に移るしかなかったらしいが、流石にここはまずいと思わなかったのだろうか。居酒屋の団体席で適性検査を受けさせられることは恐らく生涯これっきりであっただろう。

オンラインで会社説明会に参加したのにも関わらず、全く同じ内容を再度対面でももう一回聞かされる。お腹の中に何も入っていないからだろうか。些細な部分の非効率にどんどん気がついて、自分の中で怒りというか、この企業に関わったことを後悔する気持ちが累乗されていく。ビルの地下テナント特有の、あの隠しきれない下水の臭いも相まって、説明会の内容なんか一瞬も聞いてられなかった。

この人事は本当に人と話すのが苦手だったのだろう。なにか声を大きくして話さないといけないときには決まって、左腕の肘のあたりを右腕で押さえて身体に力を入れて声を振り絞っていたのが印象的だった。どこかで見たことあるポーズだよな、と考えてはmきたがその時はハッキリ出てこない。だが、今こうやって書き起こしていくうちにやっと明確になった。あのポーズはまさしく「銀魂」に登場するひ弱なオタクの代名詞「トッシー」そのものであった。

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トッシーにガタガタの段取りで性格診断を受験。なぜか問題が今まで受けてきた大企業よりも倍近くあって、やたらと時間を必要とした。9月に一次採用やってる会社が学生に与えていい量ではない。選考を受けている会社は、600問近い性格診断のマークシートにマークをするには労力が見合っていない会社のように思えた。そもそも本社にも入れずにこうして地下テナントの居酒屋で、試験を受けさせられている事自体が何かの悪い夢であってほしかった。一秒でも早くその場から開放して欲しい一心でマークシートを塗りつぶす。結果の判定は金曜日に。なんて言われたが、正直受かっていても落ちていてもなんでもよかった。

ようやく開放された時間は15時半。なんだかんだ3時間も拘束されてしまった。時間指定のない試験は限りなく早くマークを塗った自信はあったが。本来のカリキュラムなら17時まで拘束されている予定だったのだが、そんなの到底耐えられなかった。空腹でしょうがないので、頭の中でかなり印象に残っている回転寿司に向かう。アイドルタイムということで全然賑わってはいないが、うん。しっかり回転寿司。ブリがオススメされていたので頼んでみたら、思いっきりスジのところに当たってしまったのは少し期待はずれだったが、この回転寿司屋の客の自由度がたまらなく自分が欲しがっていたものだった。合計で1200円くらい寿司をつまんで帰宅した。

環境の悪いところでテストに取り組むのがこんなに疲れるとは。2時間くらい寝てしまった。適当に夕食を済ませて、昨日購入した「キャサリン」に取り組む。もう少しでクリアが見えていたのでクリアするまではやり込もうと決心してSwitchを開いたら、最終的にエンディングを見られたのは早朝の4時だった。予想外のボリュームだったが、ちゃんとアトラスゲー。ダークではあるが世界観が抜群すぎてグイグイプレイしてしまったな。

夜のルーティンになっていた日記記入、これをキャサリンの影響で朝方にまわしてしまってる罪悪感は、ゲームに取り組みながらも感じていた。そういう細かい、誰に迷惑をかける事柄でも何かを後回しにすることは、その後回しにした時間分だけ自分のストレスに直結することに気がつく。まぁ、どうせすぐ忘れるのだけど。