いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

溺れる者はまとめサイトをも掴む 2020/07/22

ポジティヴな気持ちで朝を迎えられた記憶がここ最近ない。多分一生ないと思うし、最適解は朝の憂鬱な気分を引き伸ばして引き伸ばして、限りなく薄くなったところでのっそりと行動を始めることなのだと思う。時間が許せばずっとその生活をしていたい。

以前提出された課題の評価が返ってこないまま、その課題の続編のような課題を提出されておおいに困った。評価基準が曖昧なまま。その課題のテーマを掘り下げても、的はずれな方向にずっと掘り下げているのかもしれないという不安が拭えずに無駄に苦労する日々。

最終面接に対して不安を隠せずに、普段は検索妨害であると憤慨しながら鼻をつまんでいたようなキュレーションメディアの記事を読み込んでしまった。溺れる者は藁をも掴むとはまさにこのようなことなのだろう。結論企業のサイトを読み込むことこそ近道である。みたいなことが結論っぽいのでそこを読み込む。

男女関係のもつれが原因でサークルから追い出された人が、また男女関係のもつれを引き起こそうとしているのを眺めた。性欲に溺れた男のラインって、同性の自分から見ても文面に脂ぎった性欲がにじみ出てて胃もたれを起こしそうになるのだけど、実際にこれを直接当てられている当事者側の女性の負担はこれ以上なんだろうな。ルックス、甲斐性、社会的地位。その3つが欠けている人間の性欲って本当に負のエネルギーの塊でしかないので、早々とパイプカットの選択肢が正解なのかもしれないな。男の性欲って、どう考えてもサル科の時代から取り除けなかった負の遺産であるので、早く取り除いてヒトになりたい。

大きなニュースサイトの報道の明確な誤字に、みんながみんな一斉に大騒ぎしてるのを目の当たりにして少し引いた。たった3文字のどう考えても間違いとわかる誤字に対してネタにする人、キレ散らかす人、上手いことを言おうとする人。全部が全部しょうもなかった。様々な人が様々なシーンで、日本の報道機関のモラルの低下を訴えているけれど、これは絶対ニュースをラジオのお便りコーナーのお題の一つのように捉えて大騒ぎしてしまう国民全体の民度も関係してると思うんだよな。全体のモラルってどうやったら向上していくんだろう。元気のないときにこういうの見るとどんどんダメージ食らってしまう。

定時と呼ばれる時間をちょうど過ぎたあたりに面接に向かう。一般的な社会人が帰り道に向かう道路を逆走する感じ。自分のなかで「逆走」という行為に対して敏感なことに今になって気がつく。独自性を見つけたいんだけど、周りにも溶け込んでいたい。そういう甘えた気持ちの現れなのかもしれない。何言ってるんだろう、辞めた。

わざわざ最終面接まで呼んでおいて、ある程度スキのない自分のプレゼンを聞かせた結果「君はこの職種ではなくて、他の方向性に適正を感じましたw」とか言われる始末。事実上のお祈りメールの先渡し。ちゃんと準備を進めたぶんだけあって堪えた。これで受かっててもなんて返事したら良いかわからない…。ゲンナリしながら会社をあとにしながらメールチェックしてみると、選考通過が新たに2社。流れるように祈られて、流れるように次回選考に進むことを勧められる。流動的すぎる就活、キャリア設計。嫌になってくる。電車に乗っている時間も含めて3時間程度の外出なのに、体感8時間分くらいの疲労。追撃ちの帰路での雨。またもバスに載せられる。辛い。早く将来を曇らせる霧が晴れてほしい。それさえ晴れれば、もう少しラクになれる。もっと建設的で、実直な悩みで悩んで生きていきたい。