いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

安易に写真を求めるな 2020/06/25

朝方にかなり大きい地震があったぽいが、夢の中の出来事として解決していたようだった。結果、夢の内容が盛り上がって二度寝からの寝坊。

木曜日、寝坊率が明らかに高いことに日記を書いているから気がつける。多分前日に聴いている匿名ラジオが自分のことを疲れさせているのかもしれない。ルーティーンとなっている事柄がそれしか思いつかないので、必然的に原因も匿名ラジオ一択に絞られていく。消去法的思考。

不安な事柄があるときに、自分よりも良い環境にいる人を眺めてその姿をモチベに頑張れる人と、自分よりも下を見てまだ自分のほうがマシだと一息つく人。2つの人種がいるとおもうんだけど、自分は圧倒的に後者。今日もATMに入金がてら散歩にでかけてみたが、先月くらいに田舎町にあふれてランニングに勤しんでいた人たちが激減したことに気がついて心底安心した。十中八九仕事や学校が再開してそういう時間が取れなくなっただけなのだろうが、自分が頑なに拒んでいたランニングとかいう苦行を行う人間の人口が減少し、理由はあれどランニング継続者が減っていった事実が自分をホッとさせる。

今日も今日とてアニメの最終回を迎えた。やたらキレイな背景の中、自分と同世代くらいの若者たちがウジウジしながら恋愛をこじらせていくストーリー。最終回があまりにもキレイに完結してしまっていて、その美しさに思わず一人でホロホロ泣いてしまった。最終回中盤で、主人公がバスの中で葛藤するシーンが印象的だった。恋愛感情、もうかれこれしばらく忘れてしまってるし今後思い出すこともなさそうだけど、あんだけ誰かに夢中になったときにしかわからないことって、多分あるんだろうな。いや、絶対あるよな。

「自分のプライベートの写真をください!」これを言われる機会が多すぎて写真嫌いの自分としてはかなり参っている。集合写真でも写るのためらっていたから、人様に見せられるような仕上がりの写真が全然ないし、そもそも写真なんか撮るときって親しい友人と一緒で、テンションが普段よりも2オクターブくらい跳ね上がってる状況が自分にとっては常なので、その普段以上にテンションが高い状態の自分を切り取った画像を、テンションが跳ね上がってない状況にいる人達に見せたくなんかないんだよな。他所向けの写真としては証明写真を用意してやっているんだからそこで満足してくれればいいのに、満足してくれない人らが世の中に一定数存在するのがしんどい。マッチングアプリも一時期手を出そうとしたが、そういう観点で使える写真がなくて挫折したの懐かしいな。人事も、バイト先も。全部が全部証明写真で満ち足りてくれ。

元アイドルのももちがツイートしていた脂肪燃焼スープがかなりそそられるものだった。正確にいうと「脂肪(が)燃焼(する)スープ」ではなく「脂肪(が)燃焼(しやすくなる)スープ」であって、飲むだけで痩せるってわけではなさそう。でも自分が何もしないよりはマシなのでは…という気分にさせられる。スープを飲むだけでやってる感を味わえるなら安いものでしょ!来週中に作る。

作り物でいうならもう一つ。自家製梅酒を仕込むことにした。前に動画サイトで眺めた梅酒製造の過程がかなり簡単なものであったし、なにかを長い時間浸しておくって「やってる感」が尋常じゃない。今の自分の手持ち無沙汰を解決するには最適なことであるように思える。

世の中の流れはどうかわからないが、自分はまだまだ絶賛自粛期間中。週4日の大学は全てオンラインで講義を受けているし、収入源であるアルバイトだってまだまだ全然安定していない。給与も8割減。そんな生活の中で足りていないものは圧倒的な「ヤッてる感」である。毎日毎日、なにかしらの小さな変化と、自分がその変化に携わっている感覚。これが足りていなかった。いつしか育てていたニンジンが枯れたあたりからじわじわ蓄積されていたモヤモヤの正体はこれだった。やっと今日正体を見破った。明日はそれを片付けてやる。

 

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