いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

やめるのだったら今だった 2020/09/21〜2020/09/23

帰宅して弁当を食べながら寝落ちして、疲れで動けなくなったまま飲み会に参加。飲み会で慣れないトマトリキュールを飲んでベコベコに潰れて寝落ち。そして慣れないデスクワークに朝からフルタイムで参加。そうこうしてるうちに一気に3日分の日記が溜まってしまった。もう、連続で書けていないのだからやる意味も対してないのだろうけど、続けないとモヤモヤするし、この日記を書けていない状態で気持ちよく寝付けそうもないので、まとめて記載する。

 

2020/09/21

起床即アルバイト早朝の渋谷へ。2日連続。4連休真っ只中の早朝の渋谷の治安の悪さはお墨付き。スクランブル交差点の前に展示されている石像の天使の手にはビニール傘を背負う形で乗せられたり、寝っ転がってる天使の肛門には栄養ドリンクの瓶ねじ込まれているように見えるアーティスティックなイタズラが施されていた。正直言って、少し好みだった。2日連続で朝食の吉野家。食欲のままに牛丼大盛りを注文したが、隣の少年が頼んでいた朝牛のほうが明らかにコスパが良かったみたいで食べながら少し後悔。青髪の目つきの鋭いバンギャのようなアルバイトを顎で使っている店長らしき人、すごかったな。肝が座ってるというか。客側でも感じる眼光の鋭さに動じない姿勢。見習いたい。そそくさ食べて出てきてしまったので、時間が余る。サンマルクコーヒーで時間をつぶす。コイン式でしか利用できないトイレに渋谷を感じさせられた。

ゲームのロード中に流れるようなBGMがずっと流れているホテルの前を通過して、出勤。2日連続のライブハウス。ライブハウスは朝方の雰囲気が一番静かで好き。これから何かが起きるぞ…という可能性が眠っているような、そんな箱が持つエネルギーを感じられるような気がするから。とか言ってる間もなく、自社の大きな公演の二回転が始まった。昨日の疲れが取れないままにあたふたと動いて、少し、いやかなりボロボロになりながらタイムスケジュールをこなした。色んなコトと、色んな人に振り回されていいたらあっという間に22時。飯を腹に入れて、自分の体を回すためのリソースを確保しておかないと満足なパフォーマンスなんかできないことを認識。食事って大事だ。

しょうもないミスを2日連続でやってのけながらも、食い意地を張って現場の弁当を持ち帰りながら、終電に向かって原宿を走った。そのことも疲れに拍車をかけることになったのかもしれない。フラフラになりながらジャスミン茶を飲んで、帰宅。風呂に入って寝落ち。起きて体を清めて25時に夕食。冷めきった弁当を温めて、夢中で頬張る。完食した後も少し空腹感があったので、追加でカップ麺でも食べようか悩みながら布団に倒れ込んだら、起きられなくなってしまった。弁当のガラも片付けていないのにぶっ倒れて、気がついたらAM8時になっていた。

 

2020/09/22

8時に起きたら弁当は食べっぱなし。室内の電気はつけっぱなし。携帯も充電できてない。完全に自分の電池が切れてしまっていたのを痛感。歯も磨けていなかったので、口内の気持ち悪さもとてつもないものであった。とりあえず、電気を消して、口を濯いで、弁当のゴミを片付けて、思い残す要素をなくして再度二度寝。とりあえず3時間柄で眠る。布団のシーツ類に汗のベタつきを感じたので、11時ごろの起き抜けで寝具のリネン類を全て洗濯して、布団を干した。その間も体を起こしていることがしんどかったので、前期に体育の講義で使用したヨガマットを敷いて、その上でまたも寝た。外出。明日から使用する、ICカードの発行のために駅へ向かい、カードの手続きを済ませ、義務的な用事に顔を出す。顔を出し終えてからは、友人と合流。このタイミングでまさか友人と合流できるとは思ってなかったので、ボルテージをいつも以上に上げて酒を飲んでしまった。酒が入ると、自分が話したいことを先行で話し尽くしてしまうクセはやはり抜けない。普段はバランサーがいたから気にせずに話続けてもどうにかなったが、今回の会ではバランサーがいないために友人が聞き役に徹する結果となってしまっていて、少し後悔。後は自分の弱点として、トークのネタが尻すぼみになりがち。これも普段からそうなのだけど、酔っ払うと露骨にひどくなる。これも、やっぱり治したい。

泥酔しながら携帯を眺めて馬鹿笑い。その後に爆睡。一時間くらい寝落ちして、少し頭が冷えた状態で明日から始まるアルバイトへの準備を済ませ、酒屋で我慢したラーメンの欲を、カップラーメンで満たして眠った。

 

2020/09/23

7時に出発予定。6時から4回に分けた小刻みなアラームで的確に起きる。歯を磨きながらたまたまチェックした天気予報のおかげで傘を忘れずに出発できた。

1時間近く電車に揺られる通勤時間。すぐに降りそうだと思って目星をつけていた目の前に座っていた人が全然降りなくて、肩透かし。幸先の悪いスタート。今日から始まる事務作業の研修、やっていけるのだろうか。個人情報のデータ整理が主な業務。コロナ対策と相まって、最近やったSwitchのゲーム「MOSAIC」の世界のようなディストピア感ある環境での作業。機械のほうが得意だし、機械にやらせたほうが正確な仕事を、元のデータが整理されていないためにわざわざヒューマンパワーを使って片付けている感じ。自分が電子信号を送る半導体の一部になっているかのような感覚に襲われた。

色んな派遣会社から集められた派遣社員。様々なドレスコードがあるようで、働いている人の格好を見ることはかなり暇つぶしになった。大体の派遣会社が服装を「オフィスカジュアル」としているようだが、その「オフィスカジュアル」が浸透していない世界の人が考えるオフィスカジュアルは、どこかちぐはぐで笑ってしまった。肩幅の合っていないスーツだったり、パーティーの衣装のようなジャケットだったり、まったく似合ってないネクタイだったり。映画に出てくる出来の悪い詐欺師のコスプレを見せられているような感覚になれた。

働いている人がやはり派遣社員だからだろう。ずっと慢性的に一緒に働いている人らからやらされてる空気感が出てきていて嫌だった。普段働いているところが、自主的に動くヒトに囲まれている職場だからだろうか。そういうエネルギッシュな人に囲まれて引っ張られてきた分、こういう周りに負のエネルギーが漂っている現場で仕事をしていると、そっちに引っ張られてしまい、ただでさえ単調な事務作業が、もっと苦しいものになってしまう。前向きに取り組んでも、後ろ向きに取り組んでも実働時間は変わらないのなら、そういった意味でも前向きに取り組んでいる人が多い職場のほうが自分には向いているのかもなーと感じた。

台風が少し進路が変わったようで、雨に降られずに電車に乗れた。帰りの電車で、狛犬ゾーンに陣取りながら、必死に「仕事の本質」なるビジネス本を読み込んでいる中年を見かけた。乗り降りする人の邪魔になっていることに気が付かない様子で、新社会人しか釣られないようなタイトルの本を読み込んでいる中年。なんだかとてもしっくりくるものがあって見てられなかった。40過ぎても自分の中の仕事観が定まってないのはしんどいだろうな。その生活態度だったらそうなる理由もうなずけるけれど。