コロナと一緒にどこかにいってはくれまいか。 2020/08/11

苦労に対して結果が伴っていないのに、苦労を伴う予定をこなしているだけで満足していることに気がつく。こんなに疲労を感じているのだから前に進んでいるのだろう、とか、これだけ気乗りしない事柄に時間を割いているのだからきっと事態にもいい方向に進んでいくのだろう。とかそういった具合だ。適度に面接をこなして、安直に企業に履歴書に載せて自分の証明写真を配っているだけで、自分のステータスは対してなんら変わっていない。体内に入れた食べモノが身体の中を循環し、自分を自分たらしめる細胞は変化しているであろうが、RPGのようなステータスで見てみても、パロメーターの変化は確認できないようなそんな薄っぺらい一日だった。

昨日のうちに見ておきたかったが、疲れすぎて確認できなかったデカダンスを見る。戦場モノのよくある展開を全部やりながらも、その戦場にいる戦士達の異なる温度感のいびつさが色濃く描かされていて、不気味さを感じる。正真正銘の命懸けの戦闘と、身代わり人形を戦わせるだけのゲーム感覚での戦闘。両者の対比を見せつけられてからの新たな討伐目標の登場。からのヒーローのリセット？次回がまた見逃せない。youtubeに総集編という名の世界観の補足動画がアップされていた。公式の力の入り具合も程よい。総集編と聞いていた分流しで見ていたら思った以上に新規カットも多くて満足。

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就活を進めようとしたが、普段使っているナビサイトが3日間に及ぶメンテナンス機会に突入していた。そのナビサイトを通さないとやりとりができないような企業も存在しているのでかなりの痛手。今日参加する予定だった説明会に参加できずじまいになってしまった。企業側の救済措置を期待する自分自身と、そんなものを期待するような甘々な思考だから社会人になれない自分がいるという現実に板挟みにされた。

昨日の夜から明確に胃のあたりのハリを感じる。どっしりとした重みのある何かが腹の奥に詰まっていくような、自分の身体が明確に肥えていくような感覚。飯を食べれば眠くなり、眠くなったらすぐに寝る。それを4ヶ月近く繰り返し続けた結果がこれなのなのだろう。細胞が壊れていくのがわかる。インパルスがもたつく。永久記憶がとぎれる。自分の身体に真剣になれないままに、なかやまきんに君のyoutubeを見て、彼の生活を笑うのは、精神衛生上よろしくない行為のように思えてきた。

飼い犬の足の痛みをなくすために薬を餌に混ぜて飲ませる。アイツの好きなキャベツと一緒に食べさせてやろうとするが、変に賢いので器用に錠剤だけ口からこぼして、キャベツだけをしっかり食べてしまう。見過ごせないので、第二弾。腹の中で膨らみやすく、身体によろしくないような腹の満たされ方をしてしまうことが理由であまり食べさせていないようなドッグフードに一緒に混ぜて、スプーンで直接口に入れさせる。文句も言わずに薬を体内に入れてはくれたが、やはり気分の良いものではない。腹が満たされて、リビングで寝潰れている寝顔もどこか表情筋のたるみのようなものを感じ取れるようになってしまい心もとない。この不安感。コロナと一緒にどこかにいってはくれまいか。