いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

消化試合、木曜日。2020/07/02

感想屋さんの活動が釈然としなかったのでおもっくそに邪魔してやろうと思って、リプ欄に同じ活動を無料で行いますよという旨を記載したツイートをくっつけてみた。20分ほどで細かく見てくれたのは10人程度、参考として付けたブログのリンクに飛んだ人は4人程度だったが、そこから連絡はくることはなかった。自分としてはかなり余計なことをしている自覚はあったので、このツイートをぶら下げたまま眠ることは絶対に出来なかった。その後、30分でツイートを削除した。

この感想屋さんへの一瞬の感情の動きから始まった無駄な凸のせいで眠れない状況を感じていたら、明日入籍する予定の先輩がマリッジブルーになって、夜中に泣いている場面に巻き込まれる。変に既読をつけてしまったぶん、何も言わないのも失礼なので「

泣かないで」とだけ返して眠る。「泣かないで」というセリフ、一見優しいセリフのように見えるけれど、本人も泣きたくて泣いている訳じゃないのに、その制御できない行動にああだこうだ言ってしまっていると思うと、思ったよりも配慮に欠けたセリフなのかもな。泣いてるひとにはこれからなんて声をかければいいのだろう。少し考えながら眠った。

隕石が燃えても、眠り続けた。火球が真夜中に発生したらしい。自分がパニック映画に出演してもこうやって何も気が付かないままに物語からフェードアウトしていくんだろうな。しっかり眠ってしっかりバイバイ。

昨日あれだけスッキリと解き放たれたのに、早速明日の面接を思い出してブルーに。ああでもないこうでもないとサイトを眺めてみるけれど、その業界に対する成功体験が全然ないので自分一人では何が正解かも分からずさらにブルーが深いブルーになった。オマケにお腹も過剰に空いてきたので、思考停止でナポリタンを作る。そろそろ目を瞑ってでも作れるくらいには慣れて来たと思う。コロナの影響で自分に身についたものってひょっとしたらナポリタンの技術だけかもしれない。

TLでずっと話題になっているZUMBAが更に気になりだしているが、自宅であれだけ汗だくになるのには流石に抵抗がある。妥協して週に一度の大学の講義のホームエクササイズ。下半身周りの筋肉を鍛えるエクササイズを重点的に行った。明日の面接のコンディションに響くくらいの筋肉痛が残らないことを願い、自分のできる限りの手段を使って手を抜いた。

昨日トリミングから帰ってきた愛犬の散歩に行く。夏仕様にだいぶ大胆にカットしてもらったら身体が軽くなったらしく、普段の2倍くらい素早く動いていて思わず戸惑いながらも元気になる。19時近い時刻であるからか、公園には中学生しかいなかった。自転車にまたがりながら、公園でうだうだしている光景に10年前の自分を重ね合わせた。マスクを忘れて外出してしまったが、その中学生達くらいしか人とすれ違わなかったので、セーフ。

東京都の感染者がまた100人を超えてしまった。それはそうだろうという気持ち以外にない。もうどうしようもないし、アメリカに比べてしまえばまだマシな方だし。満員電車が解決されない限り東京都内の感染は絶対防げないと思うんだけど、そんなの経済活動止めない限り止まらないと思うし…。そんな中でイベントバイトの出勤の催促。正直行って不安でしかないけれど、背に腹は変えられない。それにアフターコロナの中でのイベント最前線に少し触れてみたい気持ちもあるしで2つ返事で承諾。だんだん外出の予定が増えてきているけれど、感染者もだんだん増えているよね。どうしよう。

巷の調査では新宿を超えて、我らが、いや我の池袋が感染の温床になっているみたい。その様子を取材しているニュース番組があったが、取材に入った池袋の飲食店が「バッカス」だったのに少し吹き出してしまった。「バッカス」が入っているテナントは映画「翔んで埼玉」のラストで埼玉帝国につながる隠し通路にもされているようなテナントであったからだ。そしてそこで取材を受けている親父さんが声高々に「池袋はさいたま!東京が埼玉のために用意した街!」みたいなことを堂々と喋ってるのにも「翔んで埼玉」を感じさせられて二重で仕込みが効いてる取材で再度クスクスと笑わされた。

だけど、池袋が埼玉県と同類項でまとめられるのは個人的には好きじゃない。池袋はしっかり池袋だよ。あの線路一本またいだ瞬間に一気に胡散臭くなる緩急と、背伸びをしなくても歩ける気軽さと、異常者が異常であることを受け入れられている土壌。新宿とはまた違う、適度な荒み具合。そういうのも含めて池袋だし、そんな適度なスラムは埼玉県なんかが持ち合わせているものではない。池袋の独自性を見てみぬフリをするのは辞めてほしいな。