これも、必要な嘘だよね 2020/06/30

6月は終わる。自分の生活はもうずっと前から終わってる。今日もギリギリまで寝て、ギリギリの状態でPCに向かい講義に取り組む。いつもはエアコンのドライ機能でどうにか室内の湿度を調整できているのに、今日は湿度が全く変わってる自覚がない。ずっとジメジメした室内。ジメジメしすぎて体調を悪くして、課題を放り出してまた昼まで横になった。

一時間だけ仮眠しよう…でしっかりスッキリできた試しがない。今回も例外ではなくそうだった。初めの20分くらいはゆったりできるが、その後は10分おきに自分が寝過ごさないかどうか不安で、少し緊張しながら眠れずに横になっている状態を繰り返すことになってしまう。それで結果として動き出さないといけない時間になってしまうのが恒例。仮眠上手になって、シャキっとしたいときにずっとシャキっとできる人間になりたい。

何も成し遂げていないのに食べる焼きそばは美味いか？うん、しっかり美味い。焼きそばにピーマンを入れると一気に家庭感が増すことを発見。そのまま面接に供えるが、志望度が低すぎて、面接一時間前まで履歴書の記入が必要であったことに気が付かなかった。慌てて15分で仕上げる。上半身だけスーツを着込んで、今日もばっちり就活生。

今年度何回目かわからない面接。どの人事もアイスブレイクで面接のこなしてきた回数を聞いてくるが、5月中旬あたりから面接をこなしてきた数を少なくサバを読むようになってしまった。いやだって20社以上面接受けてるとかいったらそちら側げんなりするじゃんね。必要な嘘。まったく親和性はないのだろうけど、Hの後に経験人数を聞いてくる男（そんなん聞くほうが100％おかしいのだけど）に対して女の子が実際の経験人数より少なく答える気持ちが分かったような気がした。これも、必要な嘘だよね。

結果、面接としてはかなり薄っぺらいものだった。会社が用意したレーダーチャートみたいなものを人事が埋めるためのアンケートに答えさせられている。そんな感覚に陥った。なに喋っても全然相手に響かないし、相槌が「へぇ〜なるほど〜〜〜」のワンパターンしかなくて驚いた。SiriでもAlexaでももう少し相槌のレパートリーあると思うけど…。不安感は拭えなかった。

地下アイドルが彼氏バレしたっぽくて、直筆の文書をわざわざツイートして謝罪してた。思春期の女子が恋愛しただけでわざわざ反省文書かされてる世の中、みんな満足してるけどそんなの頭おかしいと思う。そもそもアイドルは恋愛禁止って、秋元康が勝手に決めた秋元康の世界だけで通用するような身内ルールであるはずなのに、それがアイドル業界の共通項みたいになっているのがすごい。思春期女子の処女性に初めに価値を見出したやつって誰なんだろう。ほんとにキモいよな。こういうスキャンダルすっぱ抜いてる人間だって、騒ぐ人がいるから大げさにすっぱ抜いてるだけで、行為自体はなにも間違ってないと思うけれどなぁ。

加えて、とりあえず本人に手書きで謝罪文書かせればいいみたいな風潮も気に食わない。キーボード叩いて入力した言葉と、わざわざペンを持って書き連ねた言葉。双方の価値は内容に変化がなければ同等のものでないとおかしいと思うのだけど。そういう「手間の量だけ反省の度合いが伝わる」みたいな風潮もまともじゃない。こんなん怒ってる人が正気でない状況で自分の怒りを消化させようとしてるだけのエゴの押しつけであって、なにも納得できる材料でもないのに、そういう訳のわからないところで直筆が評価されることに疑問しか感じられない。「直筆」とか「手打ち」とか「ハンドメイド」とか、そういう手間をありがたがる思考っていつまで続くんだろう。キーボードで入力しても文章は文章だし、機械で作られているからって手が抜かれているわけでもないのに。もう少し、もう少しでいいから皆が他人のラクを許せるようになればいいのにね。

明日から7月、厳密に言うとこれを書いている今は7月。

◎長期的な目標

・とりあえず早く社会人になる

・諸々の支払いに対処するだけの新しい生活様式の中での収入源の確保

◎短期的な目標

・海外ドラマを1シリーズ視聴する。

・溜まってるネトフリマイリストを消化する

・幼馴染仲間の風化してる約束のリスケ

・セールで買ったちくま新書4冊を読み切る

・他人の文章を読みっぱなしにしない。なにかしら吸収する

こんな感じでやっていきたいな。切羽詰まった生活だから、とりあえず手の届く所だけ。収入源の確保できて、余裕ができたらもっと多角的に動くぞ。