いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

チープな言葉ほど、万人にとって身近な言葉である 2020/05/12

久々のテラハに舞い上がって朝早いのに飲酒してしまった分、朝が辛かった。それなりに楽しみにしていたテラハだったけど、そんなに求めていない部分の話がメインで広がっていてちょっと期待はずれだった部分もあったのかな。副音声もなくて寂しかったとこもあるし、わかりやすいヒールを作ることに必死になりすぎて割と見る人が見たら許しがたい部分もあったと思う。あれを面白がっちゃいけないし、過剰に嫌ってもいけない。ある意味別の世界の住人として一線引いて視聴するのが正しいのだと思った。

オンライン講義、講師によって授業のクオリティにムラがありすぎる。ネットに疎いおじいさん先生が、比較的オンラインのコミュニケーションに慣れてる若者のオモチャみたいに扱われているのが見てられなかった。画面共有のやり方に戸惑う先生に向かって全体チャットで「先生大丈夫ですか?」と生徒からチャットがあったのは胸が痛くなった。その学問に精通してきた知識人がまさかこんなガキどもに遅れを取るなんて、思っても見なかったんだろうな。

なんとなくでエントリーした企業の説明会資料を見て驚愕した。事業内容などが掲載されているはずの欄にはなぜか入社9年目の社員が2人で笑顔で床を拭いている画像と、入社4年目の社員がこれまたなぜか笑顔でトイレを磨いている画像であった。なんでここをプッシュする必要があるのだろう。当番制とかで清掃があっても文句は言わないが、そこ以外にアピールするところなかったのだろうか。見の危険を感じて説明会を欠席した。説明会のみにエントリーしたはずなのに、なぜか一次選考にも参加する段取りになているのも不気味だった。対面の説明会だったらこの手法で半ば強引に選考に進ませるのだろう。薄ら寒い。今回ばかしはオンラインで良かったと胸を撫で下ろした。

今日の講義で提出された課題を片していたら友人から電話が。説明会に身が入らず暇だとのこと。自分も似たような状況だったので近況報告をお互いにした。あちらは自分が思ってる以上にエントリーも、選考も進めていなくて、話してるだけで不安になってしまった。でも彼はなにかそういう不思議な巡り合いに出会う才能があるのでそれでもなんとかなるのではないかなと心のどこかで思っている。多分あっちもその才能に無意識に頼っている部分もあってのエントリー数なのだと思う。だけど就活って本来そのように狙った企業に全力を尽くす人間が報われる世界であって欲しいものだよな。

ヘルペスは一向に治っていない。むしろ状況としては悪化してるのではないか。流石に広がりは食い止められたが、傷口がかさぶたのようになっていて、ちょっとした動きですぐに唇が切れて血が出てきてしまう。それをティッシュで拭いながらPCに触れるのは作業がうまく進まず、気分を曇らせるキッカケになるには十分な理由であった。

たまに自分で言ってやったぜ!みたいにピッタリハマる表現が生まれる瞬間があって、そのとき生まれた言葉として「元恋人とカサブタは似てる。触りたくて触りたくてしょうがないけど、触ってもろくなことがない。解決策は時間をおくことだけ」といいうものがある。これ思いついた瞬間は一人でニンマリしていたが、今書き直すとなんて安っちいセリフなんだろうな。でも共感してくれる人はいると思う。チープな言葉ほど、万人にとって身近な言葉であるはずだから。

明日のオンライン面接(重要度最大)に向けて準備していたら先日グルディスで大敗北した企業からグルディス通過の連絡が。少しばかりの自信になればよかったのだが、友人とのダークな就活トークの後だったので素直に喜べなかった。自分はどこに向かってるのだろう。新卒採用の先に待つゴールになんの希望も見いだせない自分が憎い。しかしこれも全部自分のせい。

自分の面白いと思えないものに必要以上に敏感な自分を見出した。Tik tokの面白さが本当に理解できない。動画でボケたいならなぜ既存のプラットフォームを使わずにわざわざ民度の低い場所に出向く必要があるのかわからない。ほぼ初期状態のアカウントだけ所持しているのだけど、そこに流れてくる動画が本当にひどいものでびっくりした。「買い物に行った夫が帰ってきたら買い物を済ませていなくて、でもレジ袋を持っている。そのレジ袋には自分たちの赤ん坊が入っていて、なにもわからない赤ん坊は全力で赤ん坊している」みたいな動画が評価されている世界になぜみんな参戦するのだろう。本当にわからない。ただわからないだけならよいのだが、自分はそのわからないの感情を周りに共有したがってしまう。根っからのマジョリティ思考なのだろう。自分のマイナスな感情を正当化されたい欲が常人よりも強くなってしまっている。自分の「面白くない」に続く第二波をずっと求め続けてしまうのだ。そこを求めるよりも自分の「面白い!」に続く第二波を呼び起こす動きをしている人間の方に人が惹かれるのはわかりきってるのに、それが出来ない。やらない?出来ない、が大きいな。嫌い。

あつ森の化石と果物だけ回収できた。商店は閉まっていたのでもう寝る。明日は面接に備えて髪を切る。流石に伸びすぎだ。