いちごのヘタ

頭の中にいれておいてもしょうがないこと

2019年前期、わかったこと/わからないこと一覧

 

 

 ずっとブログ書かなかった間、必要以上に寝たり、必要以上に酒を飲んだり、必要以上に日晒しにあったり、そのくせ必要最低限の賃金しかもらえてなかったりしたりしてました。その間にちゃっかり季節外れのインフルとかになってまた必要以上に寝てたりしたらいろんなことがわかったり、わからなかったりしたので箇条書きでまとめておきます。

 

 

・わかったこと

 

スマホパズルゲーム、ハマってしまう。

最初に手を出したスマホゲームアプリは高校時代社会現象並に流行ったパズドラ。当時はこれやってないのにスマホ持ってる意味ある???くらいの人気ぶりだったので当たり前のように入れてたが、元々ゲームとかやり込むタイプの人間ではないしすぐやめてしまう。

その後も細かく細かく手を変え品を変え色んなゲームがリリースされるたびにはつまみ食いしてみたが、普通のゲームハードでやるようなゲームと比べるとやはり作業感が否めんよなぁと何回も体感させられて、気がついたらスマホゲームアンチに成り下がっていた。

もうそのアンチっぷりは結構なもので、身近にいる人らにわざわざ、そう、わざわざ「俺はスマホにゲームアプリを一個も入れてないんだぜえ」と主張しまわったり、電車で見かけるキャンディークラッシュに興じる名も知らぬおじさんのことを小馬鹿にしながら電車に乗ってみたり。

だって冷静に、大人が必死こいて朝から画面とにらめっこして飴玉積んでる光景はナニコレ珍百景?!ってなるでしょ。変なところにポツンと建てられた大仏よりも全然前者のほうが不気味です。

とか思ってたんだけど、最近ドクターマリオのアプリをなんの気なしに入れてみたらどっぷりハマってしまう自分がいて、正直自分で引いてます。

電車の中とかずっとやってる。多分人間って「何もしない」ができないように設計されてる生き物で、だからわざわざ毎日乗りたくもない電車乗って、会いたくもない他人にあって、笑いたくないタイミングで笑ったりしてるんじゃないかなって思うんだけど(言い過ぎ)それとおんなじ原理で電車乗ってる十数分間の間も何かはしていたいんだろうな。

ただ、自分の体力もあるからこういうちょっとだけ頭使うような、特定の動作を求められ続けるもの。原理としてベビーカーにくっついてるようなくるくる回るおもちゃとおんなじようなものなのだけどそういう細かい暇つぶしって意外に没頭してしまうし、やってもしょうもないことなのだけどそういうことに集中する時間も人生100年時代とか言われる日本国民使用人人生のなかの一つのエッセンスとして必要なんじゃないかなぁと思えるようになった。人生におけるミントタブレット的立ち位置、スマホゲーム。やりすぎ注意。

 

 

・車通りのない横断歩道の赤信号、待ったほうがいい。

絶対誰もが経験するものだと思うんですけど、赤信号なのに車通りもなくって200%安全に渡れる状況の横断歩道ってあるじゃないですか。待ってるほうが馬鹿なんじゃないかなって思うようなやつ。さのもそれ待たない側の人間だったんですけど、実はあれ待ったほうがいいです。

ほぼ三ヶ月ぶりぐらいにブログ書いたと思ったら「赤信号、待ったほうがいいです」とか言い出してマジで頭おかしくなったんじゃないかなって思われるかもしれないんですけど、ちょっとまってください。実際上記の状況で今まで一回も赤信号無視してない人なんかいないと思うんですよね。待つ意味ないし。それを敢えて意識して守る。みたいなとこにこそ意味を見出していかないと自意識保てないくらい弱い人間であるってことに最近気が付かされて。

深夜23時、駅から程よく離れた国道沿いの小さな交差点。一応小学校の通学路だったりするから安全の押し売りみたいな感覚で設置されてる横断歩道の赤信号を一本待ってみたら、案の定後から来た後ろの人達は当たり前のように信号無視して先をゆくんです。だいたい6人くらいに抜かされるだけの1分間、ただただ家路を急いでるだけの郊外の一分間の中でその横断歩道を渡ったさのを含めた7人の中で一番人間らしくいられたのはさのである、とこの瞬間に断言できた。

人間が人間らしくいられるのは、人間の集合体である社会が取り決めたルールに縛られているからで、それを外れてしまえばただのヒト科ヒト目、背伸びした猿。に成り下がってしまう。ような気がしてて…。

そのルールの無意味さを自覚しながら敢えてそこに縛られ続けるって、自分のようなはみ出しものでも人間の端くれなのだな、と再認識させられる瞬間だった。やってることは赤信号待ってるだけなんですけど。

 

それに加えて、どんなに無意味なルールでもそれを守ってる自分と、理屈こねてルールごまかしてる自分でいるのだったらどっちの自分のこと好きになれるのかなって考えたときに圧倒的に前者であるなと思わされたのも一つ。

矮小な存在で対して取り柄のない自分が自身を肯定するための手段としてこういう小さいところでポイント稼いでいったほうが矮小なりとも生活変わっていくんだろうな。自己肯定しつくしてるバチェラージャパンの出演者みたいな輩に話しても多分一生理解されないんだろうけど、こういうことです。自己肯定感有り余ってるバチェラージャパン出演者マインドの皆様方、お目汚し失礼致しました!

 

 

あとは最終的に自分が他の人の信号無視関連でなにかトラブルに巻き込まれたとき、こういう細かい積み重ねと習慣。赤信号を守り続けたという実績があれば100%の出力で一ミリもブレーキ踏まずにカチキレられるってのが誰でもわかりそうなストロングポイントなのかな。めったにないと思うけど。

 

 

・電車にいるニトログリセリンみたいなおっさんたち、頑張れ。

 

上の無意味な赤信号のことから広がったことなのだけど、電車の中とかにいる女の人のかばんが少し体にぶつかった、とかそういう些細な事柄で過剰にブチギレてくるような、取り扱いがニトログリセリン並に難しいおっさんたちにも、上で話したようなプライドみたいのがあったりするんじゃないかなぁと考えさせられた。

 

電車の中では直立不動!パーソナルスペースは絶対厳守!みたいなルールを頑なに守ってきた実績があるから、そのルールから外れた行動を(意図せずに)しているような人らに100%の出力で一ミリもブレーキ踏まずにカチキレられてる結果が、ニトログリセリンおっさんの正体なんじゃないかな、とか思った。細かいルールを守っていればその実績でかりそめの自己肯定感は得られるかもしれないが、ルールでガチガチになった自分を他人に押し付けてしまうと気がついたら他のコミュニティのルールから外れた人間になってるかもしれないよね。怖すぎっていう話。

 

 

 

わからないこと

 

 

・レジ前で会計言われた瞬間からかばんから財布出す人

ほんとにねちっこいな、とは自分でも思うんですけど言わせてください。まじで一生理解できる気がしない。

こういうこと指摘すると決まってせっかちな人間認定されるんだけど、レジ会計なんて流れ作業なのだから早ければ早いに越したことないわけで。お客も早く品物手に取れるし、従業員も手早く次の作業できるわけで。

そこの時間を削れるなら削りたいって民意だと思ってるんだけどどうやら違うみたいでいつも涙目になる。レジの時間長引いて嬉しいことなんか店員が吉岡里帆でもない限りそうそうないだろ。

そもそも、普通に財布持ち歩いて外出するくらい心身ともに成長する期間の間で何回買い物してるんだ?今回が初めてのおつかいなのかな???とか考えてしまう。物々交換で生活してた時代はとっくに卒業して貨幣が流通して何年経過してるんだろう。

モノを買う、サービスを受ける際には必ず対価としてお金を払ってきたであろうにも関わらず、会計が始まっても一向に財布出す仕草も見せず、レジ店員が金額を提示した瞬間から我に帰ったかのように自分の手荷物から財布を探し出す人、まじで何者なんだ、昨日まで旧石器時代とかにいたんじゃないかな。とか疑ってしまうほんとに。

金額提示された瞬間から財布の中からお金探り出す人とかも何なんだろうなぁとか思うけど、まだ財布手元に用意してるだけ支払いの意思を感じさせられるので全然許せるんですけど、カバンの中にしまいっぱなしは本当に理解できない。

そのカバンがトートバッグとか、もう手を突っ込んだらすぐ出せます!みたいなカバンなら、まだ、ギリギリ理解できる。財布極力裸で持っておきたくないし、その気になればもっと手早く出せるし。その動作を5秒早めてくれればオールオッケー。

ただしリュック、リュックは絶対許せない。もう一生リュックに財布しまわないでほしい。レジでの会計作業、だいたい10秒くらい時間あるんだからその間に用意できるはず、その10秒を、殺すな。

 

 

 ・ダメージ加工のスキニーパンツ

ダメージ系のボトムスとかってほんとに素材が良くないと似合わないアイテムなのだけどまーた流行の波が寄せて帰ってきて流行り始めた。しかも今度はスキニーパンツで。

ダメージ加工されてるものを見たとき、「うわ!スタイリッシュ!!!」とか「うわ!ファッショニスタ!!」とか思ったりすることはないこともないけれど、ずんぐりむっくり代々田植えに農作で鍛えられた短足日本人体型の人が履いてるのみると上のセリフに全部(笑)ついちゃうし、なによりダメージ加工されてるボトムス、履くときにめっちゃ注意深く履かないとダメージ加工に追いダメージ与えてダメージどころじゃ済まなくなりそうだなぁっていうのがある。

寝坊して用事に遅刻しそうになって慌てふためきながら着替えてたらダメージ部分に足突っ込んでしまいDead!みたいな展開絶対あると思うし。

それに加えていま街でよく見かけるのってかなりタイトなスキニーパンツにダメージ加工入れてるやつだったりする。そういうの履いてる人が毎日下半身下着姿の状態でダメージ部分に細心の注意を払いながらソロリソロリとタイトなスキニーパンツに両足をねじ込んでいる姿を想像してしまいちょっとウケてしまっている自分がいるため、素直に手放しでかっこいい!!とは言えない。

 

 

・ロールアップして七分丈になるタイプのカーゴパンツ

 

上のダメージ加工のボトムスは、自分はかっこいいとは思えないだけで様になる人が着こなせば様になるので流行っているのは理解できるのだが、こういうタイプのカーゴパンツが一生流通しているのが本当にわからない。

一体どこの、誰を見てそれを欲しい!と思ったのか、純粋に疑問すぎる。

大体服を買うときの基準って、サンプルとかモデルさんとか、マネキンとかの着こなしを見て、その中から自分に似合うものを選択して完成イメージに近づけていくものだと思うんだけど、このタイプのカーゴパンツを使った成功例というか、何を基にしたらこれを買おうと思うのかがマジで理解できない。

しかもそういう人らの履き方って本来作り手が想定しているのとは全く違った履き方なのがまたさらに謎。

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こういうちょっと風変わりな機能のあるカーゴパンツ、自分のわからない界隈の人らがよく履いてるの見かけるんですけど、だいたい、この”ヒモ”結ばれることがないのどうして?この話題をこうやってまとめようとするために調べるためにこのタイプのパンツ調べて初めて気がつけるくらいにみんなヒモ結んでない。そういうデザインのもんだと思ってたらただの怠惰でびっくりした。

そういうヒモを結ばないロールアップで完成するタイプのカーゴパンツのヒモを結ばないスタイル、の成功例というか、そういうスタイルをかっこいいと思わせるサンプルを見るまでは死ねないな。と思った。まじで気になってる。